2022年12月13日に井上尚弥さんが快挙を成し遂げました。
対戦相手のWBO世界同級王者ポール・バトラーに臨み、11ラウンド1分9秒にKO勝ち。痺れましたね。
4団体統一を成し遂げた井上尚弥選手の次なるステージは一階級上の【スーパーバンダム級】。井上尚弥選手に立ちはだかる強敵達はどのような人物なのでしょうか?
今回の記事では【井上尚弥のライバル選手となろう、スーパーバンダム級の王者について】ご紹介していきます。
井上尚弥のライバルは?スーパーバンダム級王者達
日本初、アジア初、バンタム級初の4団体統一を成し遂げた井上尚弥選手。試合後にスーパーバンタム級に転向すると明言し、ました。
井上自らも「バンタム級でやり残したことはない」とスーパーバンタム級転向を表明。23年はまず4階級制覇を狙う1年になる。「リング上で最高の景色がみえた。会場のファンがみせてくれた。満足はしていますが、次に向けて切り替える」。タレントぞろいのスーパーバンタム級でも最強を追求する。
引用:日刊スポーツ
現在、世界スーパーバンタム級の世界主要4団体のベルトは2人の王者がが分け合っています。
- WBAスーパー&IBF王者:ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
- WBC&WBO王者:スティーブン・フルトン(米国)
この両者はどれほど強いのか?戦績などでご紹介していきたいと思います。
WBAスーパー&IBF王者:ムロジョン・アフマダリエフはどんな人?
ムロジョン・アフマダリエフ選手は中央アジアウズベキスタン東部の都市『チュスト』で4人兄弟の唯一の男の子として、1994年11月3日に生まれました(現在:28歳)
- 身長:166㎝
- リーチ:173㎝
幼少期はサッカー大好きな少年だったようで、ブラジル代表の『カカ』に憧れたいたようです。ボクシングをはじめたきっかけは友人に連れられて初体験したボクシングジムでの出来事です。
ボクシングジムのコーチが、地道にワンツーの練習をするムロジョン・アフマダリエフ選手を見かけ、そのセンスを見抜いたのかスパーリングをさせてみると対戦相手をKOしちゃったことがボクシング人生の始まり。
以降アマチュアで300戦以上の実績を積み、プロへ移行。その後から現在まで全勝中のスーパーバンダム級最強の男です。ボクシング戦績について次で詳しくご紹介します。
ムロジョン・アフマダリエフの戦績は?
先ほどもご紹介した通り、ムロジョン・アフマダリエフはプロ移行後、現在まで連勝記録を更新し続けています。
過去には日本人選手の『岩佐亮佑選手』も戦っておりTKOで勝利しています。
この快進撃を止めるのが井上尚弥選手であってほしいですね!!
WBC&WBO王者:スティーブン・フルトンはどんな人?
スティーブン・フルトン選手はアメリカのペンシルベニア州のノースフィラデルフィアに4人兄弟の末っ子として、兄弟唯一の男の子で1994年7月17日に生まれました(現在:28歳)
- 身長:169㎝
- リーチ:179㎝
幼少期はかなり過酷な人生を歩んでおり、父親は刑務所に収容されており、母親はコカ○ン常習者だったそうです。
スティーブン・フルトン選手は12歳の頃、刑務所から出てきた父親にボクシングジムに誘われたことがボクシングを始めたきっかけだったようです。
努力を続けたことにより才能が開花し、フィラデルフィアのトーナメントで何度も優勝。フルトンの強さは『ボクシングテクニック』と『ボクシングIQ』の高さであり、KO率は低いもの確実にポイントを重ね勝つスタイル。
フルトン選手もアマチュアで90戦近い実績を積みプロへ移行。後は無敗でWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者となっています。
スティーブン・フルトンの戦績は?
先ほどもご紹介した通り、スティーブン・フルトンはプロ移行後、現在まで連勝記録を更新し続けています。
こちらも井上尚弥選手の強敵となりそうです。スティーブン・フルトン選手は井上尚弥選手との対戦を熱く希望しているみたいです。
「これは実現不可能なカードではない。現実味があると信じている。私はビッグファイトに向けてシャイにならない。たくさんのファンが私vsイノウエを観たがっている。彼らはその話をしたくてウズウズしている」
引用:Yahooニュース
井上尚弥のスーパーバンタム級統一王者に即挑戦は難しい?
井上尚弥選手は2023年よりスーパーバンダム級への移行を考えています。
いつごろスーパーダンバム級王者に挑戦出来るのか気になりますよね。そこで【井上尚弥の井上尚弥のスーパーバンタム級統一王者への挑戦はいつ?】について紹介します。
井上尚弥のスーパーバンタム級統一王者への挑戦はいつ?
井上尚弥選手がこれまで紹介したスーパーバンダム級王者に挑戦するには少し時間が掛かりそうです。
スーパーバンダム級王者に挑戦出来る資格は以下。
- バンタム級で獲得した世界王座を返上
- 世界挑戦資格のある世界ランク1位、もしくは上位に入る
- 例外だが現役王者との交渉次第で試合が決まる可能性もある。
スーパーバンダム級で実績を積む必要があるのでなかなか即王者挑戦とはいかないようです。
しかし例外で、現在王者への直接交渉で一発目試合なんてことも無きにしも非ずのようなので、飛び級で早く試合が見てみたいですね。
井上尚弥が戦っていたバンダム級とは?
全17階級ある階級の内、5番目に軽い階級となります。バンダム(bantam)とは小さな鶏を意味しています。
この階級がこれまでご紹介してきた井上尚弥選手の戦いの場でした。
スーパーバンダム級とは?バンダム級との違いを説明
全17階級ある階級の内、6番目に軽い階級となります。皆さんご存知の亀田和毅選手もこの階級で戦っていました。
具体的にバンダム級とスーパーバンダム級の違いを数字で表すと【スーパーバンタム級の方が上限体重がバンタム級より1.8kg重い55.3kg】となります。
井上尚弥のプロフィール
- 名前:井上尚弥(いのうえ なおや)
- 生年月日:1993年4月10日
- 年齢:27歳(2022年12月15日時点)
- 出身地:神奈川県座間市
- 出身学校:座間市立栗原小学校/座間市立栗原中学校/相模原青陵高校
- 血液型:A型
- 身長:165cm
- ボクシングを始めた歳:6歳
- タイトル:WBA、WBC、IBF、WBO世界バンタム級王者(日本人初の快挙)
井上尚弥選手は日本人初の4階級制覇者です。
プロボクシング世界主要4団体 最古の世界ボクシング協会(WBA)は1921年の設立当初は全米ボクシング協会と呼ばれた。世界ボクシング評議会(WBC)は63年にWBAから内部組織が分裂する形で創設。国際ボクシング連盟(IBF)は83年、世界ボクシング機構(WBO)は88年に創立された。プロボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)は世界王座の権威低下を理由にIBF、WBOの公認に慎重な姿勢を示してきたが、2013年4月1日付で両団体に加盟した。
引用:Yahooニュース
ボクシング界にもさまざまな団体があり、それら全ての団体の頂点に立つ男が井上尚弥選手です。
井上尚弥のライバルは?スーパーバンダム級の王者はどんな人?顔画像や戦績をまとめ
今回の記事では【井上尚弥のライバルは?スーパーバンダム級の王者はどんな人?顔画像や戦績をまとめ】についてご紹介してきました。
WBAスーパー&IBF王者:ムロジョン・アフマダリエフ選手にWBC&WBO王者:スティーブン・フルトン選手、共にかなりの強者です。
階級を上げた先に立ちはだかるこのライバル達を倒し、スーパーバンダム級王者となることが出来るのでしょうか?
現スーパーバンダム級王者への挑戦はいつになるのか気になりますが、交渉自体では飛び級で試合が組まれる可能性もあるとのことなので、早くこのライバル達との試合を見れることを期待しています。
最後までおよみただきありがとうございました。
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